奈良県香芝市の内科医療と美容医療のかかりつけ医
内科・呼吸器内科・美容皮膚科|ノアクリニック|NOA CLINIC

NMN・エクソソーム・幹細胞治療(予防・再生医療)

予防医療+再生医療でアンチエイジング

当院は第二種再生医療の提供を認定されている医療施設です

再生医療

人間の生命を維持する組織や臓器が再生できる可能性が広がり、人生100年時代といわれる現在において再生医療の分野は注目を集めています。

転んで皮膚を擦りむいて出血しても、破けた血管は修復され皮膚もきれいになっていつのまにか再生して治ります。人間の体には再生能力があるため、傷ついた神経や組織を修復し再生することができます。この様々な細胞に分化できる細胞が幹細胞です。幹細胞には大きく分けて①ES細胞 ②iPS細胞 ③間葉系細胞の3種類があります。

幹細胞を用いた再生医療は、人工的に培養した幹細胞等を体内に点滴などで投与することで損傷した臓器や組織を再生し回復させる治療であり、先進的かつ高度な医療で研究中の最新医療分野です。

再生医療を行うことが可能な医療施設

再生医療等安全性確保法により定められ、その治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制を特定認定再生医療等委員会により審査され、治療提供計画が厚生労働省に受理された医療機関のみに許可された医療です。ノアクリニックは審査を通過の上、第二種再生医療等提供計画を厚生労働省へ提出し計画番号を取得した医療施設です。

予防医療とアンチエイジング

健康長寿 人生の最後まで活動的に過ごす

世界的に長寿化が進行する中、日本腎の平均寿命は男性81.09歳、女性87.14歳に達しています。「人生100年時代」に向け、長い人生をできる限り健康で幸せに過ごすこと、すなわち健康寿命をいかに延ばすかが、個人にとっても社会にとっても重要な課題となっています。

「寿命」は死を迎えることです。それに対して「健康寿命」は病気や障害を抱えずに生活できる期間のことです。

健康寿命は、生き生きと活動的で自立した生活を続けられるということであり、自分で動けなくなり介護が必要になったり、寝たきり状態になったときには、自身の健康寿命が尽きるといえます。

寿命と健康寿命には約10年の差があるといわれています。健康寿命を延ばし自立した生活を送るためには、やはり個人個人の努力と何らかの施策が必要です。

その健康寿命の鍵を握るのがエネルギー産生です。細胞内でつくられるエネルギーが多いほど、身体がうまく機能し、健康を維持できます。エネルギーが少ないほど、重要臓器の老化と炎症が進むため、寿命を規定している可能性があります。

予防医療

予防医療というと、真っ先に考えるのは健康診断や人間ドックを受けることを考えると思います。もちろんこれらは予防医療の一つですが、行っていることは「病気の早期発見」です。

早期発見から治療へとつなげるという点でとても大切なことですが、病気を未然に予防しているかというと、そうとは言い切れません。「病気を予防しているか」「病気にさせないか」ということが、真の予防医療といえます。

病気の予防を考えるのであれば、いつまでも健康で自立した生活を送りたいでのあれば、個人個人の努力とエネルギー産生を高める取り組みを見直す施策が必要となります。

ミトコンドリアでのエネルギー産生

人間のエネルギーを産生しているのは、およそ40兆個もの細胞の一つ一つに存在するミトコンドリアという細胞内器官です。1つの細胞内に1000兆ほど存在しています。

私たちが食べ物として取り込んだ栄養素をもとに、ミトコンドリアはNAD⁺を利用して、ATP(アデノシン3リン酸)というエネルギーを産生します。

ATPは人間の生命活動になくてはならないエネルギーであり、幹細胞、免疫細胞、神経細胞、筋肉細胞、他の臓器細胞とさまざまな細胞に作用します。細胞内のNAD⁺が少ないとATP(エネルギー)の産生効率が低下し、全身の多様な機能が低下します。

ミトコンドリアの機能を最適化してエネルギー産生を低下させないようにすること、さらにはエネルギーを増やしていくことが、健康寿命をのばす予防医療・アンチエイジングと考えられます。

健康長寿の秘訣

肥満を避け、糖尿病、動脈硬化の予防を心掛ける

バランスの良い食事を心掛ける

ライフステージにあわせた運動を心掛ける

ミトコンドリアの機能向上、エネルギー産生を心掛ける

NMN点滴療法(β-NMN)

β-NMNで取り戻す最高の自分

次世代のアンチエイジング治療

「加齢」と「老化」は似て非なるものです。 「加齢」とは時間とともに年齢を重ねていくことであり、抗うことができません。 「老化」とは生物の恒常性が変化し、身体機能が衰えていくことです。

老化をコントロールし、 若々しく健康的な身体でいられる時間をのばすことこそが、アンチエイジングの本質です。

老化の原因のひとつとして、加齢と共に減少するNAD⁺が老化研究で重要なテーマとされています。NAD⁺はあらゆる生物の体内に存在し、若々しさと健康維持をコントロールしている「代謝の源」です。このNAD⁺が長寿の鍵を握る抗老化遺伝子の働きを活性化させるのですが、NAD⁺は加齢に伴って減少していくため、段々と若々しさが失われてしまいます。

NMNは、ハーバード大学医学部の研究によって発見された次世代のアンチエイジング治療として知られています。ハーバード大デビッド・シンクレア教授は「人間でいえば60歳にあたる生後22カ月のマウスに、NMNを1週間投与すると、生後6カ月のマウスに相当する筋肉になっていた。人間でいえば20歳にあたります。たったNMN投与1週間という短期間で、実に40歳の若返りを果たしたのです。」と述べています。

年齢を重ねても若い頃と同じようにNAD⁺を保つことができれば、老化を遅らせることが可能といわれています。しかしNAD⁺そのものを摂取しても、細胞には取り込まれないため、体内のNAD⁺を増加させる方法として、NAD⁺の前駆体であるNMNが注目されています。

  • サーチュイン遺伝子の活発化に欠かせないNAD+の元となるNMNは、加齢とともに減少し、50代になると若い頃の半分にまで減るとされる。
  • NMNが少なくなることで身体機能や認知機能の低下がすすみ、老化現象が始まる。

NMNは、枝豆やブロッコリー、アボガド、トマトなどの野菜やフルーツ、タネ類などに含まれていますが、その含有量はごくわずかです。食物から満足な量のNMNを摂取することは現実的でなく、NMNを補給することが効果的だといえます。

なぜNAD⁺を直接投与するのではなく、NMMを投与するのかというと、NAD⁺には細胞膜透過性がなく、血中のNAD⁺が細胞内に到達できないためです。

NMNは細胞膜に存在するSlc12a8というトランスポーターを介して細胞内に取り込まれるため、細胞内のNAD⁺を増加させることができます。


【NMN点滴療法】

NMNは老化を遅らせ若返りが期待できる治療法として医療の分野で多くの注目を浴びている次世代のアンチエイジング治療です。

NMNはニコチンアミドモノヌクレオチドの略称で、ビタミンB3群の中に含まれている成分で、サーチュイン遺伝子を活性化し、若々しく健康的な身体機能を保つという効果があります。加齢によって体内での生産量が減少すると、身体機能の低下や認知知能の低下といった症状が生じます。

NMNを体内に取り組むことによりNAD⁺が生成され、寿命に関与するサーチュイン遺伝子を活性化させます。そしてミトコンドリアの機能が活性化されることで、エネルギー産生が促進され、またテロメアを保護するようになり、エイジングケア、身体機能の向上や認知力の向上などの効果が期待されています。

  • NMNはNAD⁺の前駆体
  • NAD⁺の量は50代で20代のころの半分にまで減少する
  • NAD⁺が少なくなることで老化現象が始まる
  • NMNが増加することで、エネルギー量が高まり、健康的な⾝体を維持する
  • NMNがテロメアを保護し、伸長させることで老化予防となる

【テロメア】

テロメアは染色体の末端部分を指します。生きていく上で、細胞分裂をくりかえすとテロメアは少しずつ短くなります。短くなることは、細胞の老化が始まっていることで、されには癌や様々な疾患のリスクが高まるとされます。

テロメアの短縮を抑制することで細胞の寿命を永らえる効果が期待でき、NMNはこのテロメアを保護し伸長させる効果があると報告されています。

【サーチュイン遺伝子:長寿遺伝子】

サーチュイン遺伝子は、健康寿命を延ばすことができる長寿遺伝子・若返り遺伝子と言われています。

サーチュイン遺伝子を活性化すれば、細胞内のエネルギーを作り出すミトコンドリアが増え、細胞中の異常なタンパク質や古くなったミトコンドリアが新しく生まれ変わる作用があります。

NMNを摂取することでサーチュイン遺伝子を活性化させ加齢の速度を遅らせます。

NMNをで期待される効果

  • サーチュイン遺伝子の活性化
  • ミトコンドリアの合成・活性化による効果
  • テロメアの伸長
  • 代謝が上がる
  • 体力が回復しやすくなる
  • 疲れにくくなる
  • 熟睡できるようになる
  • 集中力が良くなる
  • ホルモンバランスの正常化
  • 肌のキメ・ハリ・ツヤ感アップ
  • シミやシワが薄くなる
  • たるみの改善
  • 認知症
  • 糖尿病
  • 心血疾患(動脈硬化・心筋など)
  • 免疫機能の向上
  • 代謝改善・肥満予防

NAD⁺やNMNは、あらゆる臓器のミトコンドリア機能を改善し、エネルギーレベルを引き上げます。サーチュイン遺伝子から産生されるたんぱく質がサーチュインと呼ばれ、SIRT1~7まで7種類が存在し、細胞のアンチエイジングだけでなく、傷ついたDNAの修復や様々な加齢性疾患にも関与しています。

骨格筋、肝臓、心臓、眼などほぼ全体の細胞レベルの新陳代謝や細胞機能の改善が期待され、様々な疾患の改善や予防、老化予防に作用すると考えられています。

こんな方にオススメ!

  • 肌のハリやツヤがなくなってきた
  • シミが増えてきた
  • シワやたるみが気になる
  • 髪の毛が薄くなったり細くなった
  • 最近疲れやすくなった
  • 熟睡できない、夜に目が覚めることが増えた
  • 集中力がなくなった
  • 眼精疲労がとれない、目が見えにくくなった

【治療間隔・推奨ペース】

1回の治療でも効果が期待できますが、持続的な効果、健康の維持、老化防止、疲労回復などが目的であれば、月1回程度の治療により効果が維持できます。

【副作用・リスク】

血管痛:注入した部位の血管痛や熱感、赤み、発疹などの症状が出る場合があります。

主要な欧米各国で承認されている国はありませんが、ワシントン大学医学部を始めとして、臨床試験(二重盲検無作為化試験)が開始されています。ヒトに安全に投与可能であると結論付けています。
嘔気、頭痛、便秘などの報告はありますが、現時点では重大な副作用の報告はありません。

【治療がお受けできない方】

  1. アレルギー疾患をお持ちの方
  2. 薬剤アレルギーがある方
  3. 妊娠中、もしくは授乳中の方

【製造方法】

NMN製造方法は唯一食物区分の酵母による人体へも安全な発酵法(天然由来培養)で製造しています。

NMNにはα-NMNとβ-NMNという立体配置の異なる2種類が存在します。ヒトの体内で生成されるNMNはβ-NMNであり、α-NMNが生成されることはありません。

比較項目発酵法化学合成法
内容成分例)NMN純度99.9%:0.1%酵素成分 100%生理活性成分 分解し身体へ作用する 体内毒性・悪影響無し例)99.9%NMN:0.1%化学合成物質 NMN純度80%以下も多い。 化学物質の体内影響は未知 有機合成製造工程中に有害物質利用;完全除去困難
安全性安全(天然由来酵母による発酵)危険(化学合成物質による製造)
原料の 使用許可諸外国では、発酵法・酵素法のみ認められている先進国では日本のみ使用可能
コスト以前は非常に高価、チームの 開発で量産化・コストダウン実現もとより難ありのため安価

未承認医薬品等(異なる目的での使用)

美容目的や諸症状の改善等の使用については本治療に用いる未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。保険適用外の自費診療となります。本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。

入手経路等

厚生労働省から細胞加工施設の認可を取得したCPC(細胞培養加工施設)で製造されているものを国内販売代理店経由で入手しています。

エクソソーム(幹細胞培養上清液)

幹細胞とエクソソーム

中胚葉由来の間葉系幹細胞(mesenchymal stem cells;MSC)は、さまざまな種類の細胞に分化することができる多分化能をもつ幹細胞です。この間葉系幹細胞の特徴は以下の4つです。

  1. 人に比較的安全に投与できる
  2. 傷ついた細胞や組織を修復する作用がある
  3. 炎症をコントロールする作用がある
  4. 投与された幹細胞は損傷部位に集まる性質がある

幹細胞は障害を受けた組織の修復をサポートすることが知られています。近年の研究から幹細胞による組織修復には、エクソソームが関与していることが明らかになってきており、エクソソーム治療は副作用の少ない安全かつ効果的な治療と期待されています。

幹細胞培養上清・エクソソーム

幹細胞培養上清は、間葉系幹細胞を培養する過程で生み出された生理活性物質を含む上澄み液を抽出したものです。500種類以上の成長因子やサイトカインなどの生理活性物質が、幹細胞を患部に誘導し、組織の修復・再生や細胞の機能回復を促す効果があります(ホーミング効果)。このうち、エクソソームは最も重要なファクターであり、美容医療、老化予防、疾病予防、慢性疾患の症状軽減など様々な効果が期待されています。

  • 幹細胞は再生医療の鍵ともいわれる細胞であり、分化能と自己修復能の二つの能力を持ち、身体のあらゆる部位を修復・再生することができます。
  • 間葉系幹細胞由来のエクソソームが幹細胞同様に組織修復に関与していることから、細胞フリーでより安全な治療が期待できます。
  • エクソソームの傷ついた部位に集まろうとするホーミング効果がさまざま効果をもたらします。

エクソソーム:Exosome

エクソソームの研究は1980年代に始まり、40年以上の歴史があります。1983年にJohnstoneらが脂質二重膜構造を有する100nmほどの小胞が細胞から分泌されることを発見し、1987年にエクソソームと名付けました。1996年に免疫機能とのかかわりが指摘され、2007年にエクソソームに核酸(miRNA)が内包されていること、その核酸が他の細胞に移動することが発見されたことで研究のブレイクスルーとなり、それ以降は生命現象や疾患との関連、医療応用へと幅広く研究が活発化しています。

エクソソームは直径50〜150nm(ナノメートル:10億分の1メートル)の細胞外小胞(EV:extracellular vesicle)で細胞外に分泌される小胞です。内部にはmiRNA、mRNAやタンパク質など多くの物質を含んでおり、細胞間の情報コミュニケーションを担っていることがわかり近年注目を集めている物質です。

エクソソームは損傷を受けた細胞に集まり、細胞を活性化させることで炎症を抑え、修復できるように働きかけます。コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌が若返ります。傷ついた組織や細胞を活性化し修復することで、疲労回復や健康維持、老化予防、慢性疾患の症状軽減の効果があります。

こんな方にオススメ!

● 敏感肌・乾燥肌を改善したい
● キメが整ったつややかな肌になりたい
● ハリ不足・小ジワが気になる
● くすみ・色ムラが気になる
● 肌の赤み・ニキビ跡が気になる
● アトピー性皮膚炎に悩んでいる
● ニキビ・肌荒れを改善したい
● 効果的な美肌治療を受けたい
● ダウンタイムが少ない施術を探している
● なかなか疲労感が回復しない
● 活力を取り戻したい
● 免疫力をアップさせたい
● 慢性疲労や腰痛、肩こりに悩んでいる
● 不眠症、更年期障害を改善させたい
● 薄毛や抜け毛の改善、毛髪の再生

エクソソーム点滴治療が効果的な理由

幹細胞は生まれたときに60億個以上あるものの、年齢とともに減少し、40代では約3億個、60代では約1.5億個に減少してしまいます。年を重ねるごとに体の不調が起こる原因は、幹細胞が減少したり、幹細胞の活動が低下することと考えられています。

エクソソームを効率よく取り込むことで、細胞が活性化し再生を促します。「若い頃のように力が湧かない」「肌の老化が気になる」などの悩みに効果的です。

  • エクソソームは点滴で投与しても、損傷された臓器や組織に集まる作用があるため治療効果が高まると考えられます。

【エクソソームの作用】

エクソソームによる再生医療への応用

体内を循環するエクソソームは内部にmiRNA、mRNAといった核酸やタンパク質、脂質、代謝物などの分子を含んでおり、疾患特異性があると考えられており、生物の恒常性維持や病態形成への関与、ドラッグデリバリーシステム(DDS)への応用、診断・治療効果予測・予後予測のバイオマーカーへの臨床応用、さらにはこれまで有効な治療法がなかった疾患を中心に、エクソソームを応用した治療法の開発が進められています。

  1. 美容医療・皮膚科疾患 (肌再生、ニキビ跡、アトピー性皮膚炎、薄毛治療など)
  2. 膠原病・自己免疫疾患 (リウマチ、SLE、潰瘍性大腸炎、アレルギーなど)
  3. 神経疾患 (パーキンソン病、ALS、認知症、脊髄小脳変性症、アルツハイマー病など)
  4. 脳疾患 (脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、後遺症など)
  5. 心血管疾患 (心筋梗塞、心不全、心保護作用など)
  6. 呼吸器疾患 (肺線維症、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、COVID-19など)
  7. 糖尿病・代謝性疾患 (糖尿病、NASH、肝硬変など)
  8. 消化器疾患 (肝臓病、肝不全など)
  9. 腎疾患 (慢性腎臓病、腎不全など)
  10. 運動器系・外傷 (腰椎症、変形性関節症、靱帯損傷、脊髄損傷など)
  11. 慢性疾患の軽減 (神経性疼痛、しびれなど)
  12. 老化予防 (エイジングケア・アンチエイジング)
  13. 予防医学 (糖尿病、高血圧、脂質異常症・動脈硬化など)

【エクソソーム治療】

① 点滴治療

高濃度エクソソームを静脈点滴で投与します。エクソソーム治療では体内に幹細胞を効率よく取り込むことで、細胞の活性化・体の再生を促します。

1回の治療でも効果を実感しやすいですが、エクソソーム治療は一定期間継続することで効果が得られるため、定期的な治療を継続することがおすすめです。

② 肌再生治療

高濃度エクソソームをウルティムガンを用いて全顔に局所注射します。

1回の治療でも効果を実感しやすいですが、エクソソーム治療は一定期間継続することで効果が得られるため、通常5回の治療を推奨しています。

③ 毛髪再生治療

高濃度エクソソームをウルティムガンを用いて頭皮の気になる箇所に局所注射します。

薄毛の状態により個人差がありますが、効果は投与3~4回目以降から徐々に発毛効果が見られることが多いとされます。エクソソーム治療は一定期間継続することで効果が得られるため、通常5~10回の治療を推奨しています。

【治療間隔・推奨ペース】

①健康維持やアンチエイジングを目的とする場合:1ヵ月に1回

1回の治療でも効果を実感しやすいですが、高い効果を発揮させるためには3~5回受けていただくことをおすすめしています。効果を持続させるために1ヵ月に1回を継続します。

②症状や疾患への治療を目的とする場合:1ヵ月に1~2回

1回の治療でも効果を実感しやすいですが、高い効果を発揮させるために3~5回の施術を受けていただくことをおすすめしています。効果を持続させるために1ヵ月に1回を継続します。


【エクソソーム製剤】

脂肪由来エクソソーム(幹細胞培養上清液)

完全日本製で日本国内細胞加工所で特殊細胞培養を行っています。製造工程に使用されている培地及び試薬には、動物由来タンパク質等を用いていないため安全性が確保されています。また培養からフリーズドライ加工、製品化まで一貫して同工場で製造しているため、高い安全性、有効性、品質管理を保持しています。

独自の培養技術「3D培養」によりエクソソームを高濃度抽出しており、1.0mlあたり1000億個のエクソソームを含有しています。

子宮内膜由来エクソソーム(幹細胞培養上清液)

製造工程においてGMP(Good Manufacturing Practice)に準拠したセルプロセシングセンターにおいて製造されており、製造工程に使用されている培地及び試薬には、動物由来タンパク質等を用いていないため安全性が確保されています。R&R社が開発した特許出願中の特殊な培地によって子宮内膜由来間葉系幹細胞から精製されます(独自開発のビタミン豊富な培養液を使用しています)。精製されたエクソソームは凍結保存され、この凍結培地には通常使用されるDNAメチル化剤、極性溶媒、高粘度・高スモーラ溶液などの有害なクライオプレザベーション(凍結保存・冷凍保存)剤を含んでいないため通常の凍結培地より安全です。

独自の培養技術によりエクソソーム高濃度抽出しており、また他の成長因子も豊富に含まれており、1バイアルあたり50億個以上のエクソソームを含有しています。

③臍帯由来エクソソーム(幹細胞培養上清液):ウォートンジェリー

臍帯とは「へその緒」のことで、臍帯由来の幹細胞培養上清液は市場にたった1%しか出回らないといわれている大変貴重なものです。原料となるヒト臍帯は、国内有数の医療機関との連携により、日本人ドナーからご提供いただいた非常に希少性の高い日本製となっております。国内屈指の研究施設において厳密かつ多重の検査を実施し、高い安全性、有効性、品質管理を保持しています。

臍帯由来の培養上清液は他組織由来よりもサイトカインやエクソソームの量が多く、効果が格段に良いといわれています。母体で卵子から幾度となく細胞分裂を重ね赤ちゃんを育て上げる力をもつエネルギーは臍帯を介して行われます。つまり細胞の再生力・細胞間の調整に関しては非常に高い再生能力があるといえます。臍帯由来はパラクライン効果を最大限に生かせる力を持っていることが証明されています。

臍帯由来の間葉系幹細胞は、その他の骨髄由来、脂肪由来、乳歯歯髄由来の間葉系幹細胞に比較して、組織修復、免疫制御、組織修復などに強く関与しています。臍帯由来では、若返りタンパク質といわれるGDF-11が他に比べ圧倒的な発現量であることから、皮膚線維芽細胞に対し、コラーゲンやヒアルロン酸などの産生を促すことが確認されており、肌のハリやツヤ、肌荒れ、顔の小ジワ・たるみ改善などの美肌効果、傷跡の回復や全身のエイジングケアに高い効果が期待できます。

臍帯由来エクソソームの特徴

1.皮膚に対する有効成分が豊富

エクソソームには様々なアンチエイジング効果がありますが、臍帯由来エクソソームは肌・皮膚に対する有効成分が他のエクソソームよりも豊富に含有されています。

2.若返りタンパク質:GDF-11が豊富

若返りに関与するGDF-11と呼ばれる成分が、臍帯由来エクソソームに豊富に含有されています。

効果・効能

【副作用・リスク】

  1. エクソソームは生体分子なので、異物である合成製剤などと比べると安全性は高いです。
  2. ごくまれにアレルギー反応や薬疹、アナフィラキシーを起こす可能性があります。
  3. 注射部位及び周囲の疼痛、発赤等を起こす場合がありますが自然軽快します。
  4. ごくまれに悪心、発疹、掻痒感、蕁麻疹を起こす場合があります。
  5. 生体分子の成分を注入するため、点滴後は献血ができなくなります。

【治療がお受けできない方】

  1. 悪性腫瘍の治療中の方
  2. 活動性の癌または過去6ヶ月以内に寛解した方
  3. 過去3カ月以内に免疫学的薬物毒性を示した方
  4. 過去に製剤に対する過敏症が認められた方

エクソソーム製品の安全性と品質管理

未承認医薬品等(異なる目的での使用)

美容目的や諸症状の改善等の使用については国内で承認されていません。保険適用外の自費診療となります。

入手経路等

厚生労働省から細胞加工施設の認可を取得したCPC(細胞培養加工施設)で製造されているものを国内販売代理店経由で入手しています。

自己脂肪組織由来幹細胞治療

自己脂肪組織由来幹細胞治療

ノアクリニックでは再生医療にも力を入れており、患者様ご自身の細胞から幹細胞を培養して投与する幹細胞治療を行っています。ご自身の腹部の脂肪組織から採取し培養した幹細胞を体内に戻すことで本来持っている自己修復能力を高める治療です。

間葉系幹細胞は、多様な細胞に分化できる能力を持ち、サイトカインを生成しコラーゲンの増生作用として働いたり、様々な細胞を活性化することが分かっています。また自身の損傷部位を発見するとともに、組織を再生する性質を持っています。幹細胞が損傷組織に集まる性質をホーミング効果といいます。壊れた組織から信号が送られ、コミュニケーションツールであるエクソソームにより、細胞間で伝達され幹細胞が集まります。そして幹細胞が分泌する活性因子が損傷組織を修復し再生しています。

間葉系幹細胞の作用

  1. 神経細胞への再生能
  2. 抗炎症作用
  3. 血流改善作用
  4. 異常蛋白分解作用
  5. ホーミング効果(障害部位に集まっていく性質)

これまで改善が難しいとされていた様々な症状・症例について幹細胞の特性を利用することで、治療効果があることが多数報告されており、様々な効果が期待できます。効果の現れ方は個人差がありますが、およそ3~6ヵ月で実感ができ、大きな副作用の心配もほとんどありません。

皮膚細胞老化による加齢性変化に対する自己脂肪組織由来幹細胞治療

自身の脂肪を採取し培養した脂肪由来の間葉系幹細胞を直接注射することで、顔や首などのシミ、くすみ、シワ、たるみといった皮膚の加齢性変化やニキビ跡の症状改善効果が得られる再生医療です。リスクもなく非常に安全性の高い治療になります。

再生医療の提供を行う医療施設、細胞培養加工施設について

再生医療等安全性確保法により定められ、その治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制を特定認定再生医療等委員会により厳しく審査されます。治療提供計画が厚生労働省に受理された医療機関のみに許可された医療です。当クリニックは審査を通過の上、第二種再生医療等提供計画を厚生労働省へ提出し、計画番号を取得した医療施設になります。また幹細胞の培養には熟練した培養技術が必要となります。当クリニックはグランソール奈良免疫研究所という日本でも有数の培養技術を誇る施設に培養委託を行い、高品質な幹細胞を提供いたします。

施術の流れ

カウンセリング

お肌の状態やお悩みについてカウンセリングさせていただきます。

洗顔

洗顔して、メイクを落としていただきます。

施術

点滴療法、ウルティムガンを使用しての局所注入(メソセラピー)をお選びいただけます。

副作用・ダウンタイム

エクソソーム点滴治療の副作用・リスク・注意点

  1. エクソソームは生体分子なので、異物である合成製剤などと比べると安全性は高いです。
  2. ごくまれにアレルギー反応や薬疹、アナフィラキシーを起こす可能性があります。
  3. 注射部位及び周囲の疼痛、発赤等を起こす場合がありますが自然軽快します。
  4. ごくまれに悪心、発疹、掻痒感、蕁麻疹を起こす場合があります。
  5. 生体分子の成分を注入するため、点滴後は献血ができなくなります。

エクソソーム点滴治療がお受けできない方

  1. 悪性腫瘍の治療中の方
  2. 活動性の癌または過去6ヶ月以内に寛解した方
  3. 過去3カ月以内に免疫学的薬物毒性を示した方
  4. 過去に製剤に対する過敏症が認められた方

NMN点滴治療の副作用・リスク・注意点

  1. 注入した部位の血管痛や熱感、赤み、発疹などの症状が出る場合があります。
  2. 主要な欧米各国で承認されている国はありませんが、ワシントン大学医学部を始めとして、臨床試験(二重盲検無作為化試験)が開始されています。
  3. 現時点では重大な副作用の報告はありません。

NMN点滴治療がお受けできない方

  1. 過去に製剤に対する過敏症が認められた方
  2. 薬剤アレルギーがある方
  3. 妊娠中、もしくは授乳中の方

施術料金

初診料
再診料・手技料・処方料
2,200円
1,100円

表面麻酔(クリーム)
局所麻酔
ブロック麻酔
笑気麻酔(30分)
3,300円
3,300円
3,300円
5,500円
30分以上は10分毎に1,100円
※料金や施術メニューにつきまして予告なく変更させていただく場合がありますのでご了承ください

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)

品目数量税込価格
β-NMN300mg点滴1回
3回セット
66,000円
187,000円
β-NMN500mg点滴1回
3回セット
88,000円
237,600円

エクソソーム(幹細胞培養上清液)


脂肪由来幹細胞培養上清液エクソソームプレミアム)
品目数量税込価格
エクソソーム点滴
(33,000円/1.0ml)
1バイアル (2.0ml)
2バイアル (4.0ml)
3バイアル (6.0ml)
5バイアル (10.0ml)
66,000円
132,000円
198,000円
297,000円
5バイアルセット
(29,700円/1.0ml)
10バイアルセット
(28,050円/1.0ml)
5バイアル

10バイアル
297,000円

561,000円
肌再生(皮下注射)1バイアル (2.0ml)66,000円
毛髪再生(頭皮注射) 1バイアル (2.0ml)
2バイアル (4.0ml)
66,000円
132,000円
麻酔クリーム1回3,300円


臍帯由来幹細胞培養上清液(エクソソームウォートンジェリー
品目数量税込価格
エクソソーム点滴
(44,000円/1.0ml)
1バイアル(2.0ml)
2バイアル(4.0ml)
3バイアル(6.0ml)
5バイアル(10.0ml)
88,000円
176,000円
264,000円
396,000円
5バイアルセット
(39,600円/1.0ml)
10バイアルセット
(37,400円/1.0ml)
5バイアル

10バイアル
396,000円

748,000円
肌再生(皮下注射)1バイアル(2.0ml)88,000円
毛髪再生(頭皮注射) 1バイアル(2.0ml)
2バイアル(4.0ml)
88,000円
176,000円
麻酔クリーム1回3,300円


子宮内膜由来幹細胞培養上清液エクソソームスペシャル
品目数量税込価格
エクソソーム点滴
(41,800円/1.0ml)
0.5バイアル(3.0ml)
0.7バイアル(4.0ml)
1バイアル(6.0ml)
125,400円
167,200円
250,800円
3バイアルセット
(37,620円/1.0ml)
3バイアル
677,160円

内科・呼吸器内科

予約優先
診療時間
09:00 - 12:00
17:00 - 19:00

▲:第4土曜日は休診日です

美容皮膚科

完全予約制
診療時間
09:00 - 19:00
09:00 - 17:00

:第4土曜日、第2・第4日曜日は休診日です

診療所名 ノアクリニック│NOA CLINIC
所在地 〒639-0265 奈良県香芝市上中2002-1
電話番号 0745-43-6558
アクセス 電車をご利用の場合:JR志都美駅から徒歩1分
自家用車をご利用の場合:西名阪香芝インターから2分(駐車場5台)