
内科
当クリニックでは、内科全般(風邪、咳、インフルエンザ、腹痛や胃腸炎、貧血、頭痛、胸痛、動悸、不整脈、心不全、動脈硬化など)や生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肥満など)などの内科疾患の診断・治療を幅広く行っており、血液検査、心電図、レントゲン検査、腹部エコー、心エコー、頸動脈エコー、ホルター心電図などが即日実施可能な体制となっております。適切な診断治療を行い、必要に応じて専門医療機関に御紹介させていただきます。
ドクター・ノート
日本内科学会の総合内科専門医として、内科全般の急性期医療や救急医療をはじめ、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病等の診断・治療に従事して参りました。
消化器領域では、上部消化管内視鏡(消化管出血の止血術やポリペク、内視鏡的胃瘻造設術など含む)、胆・膵内視鏡(ERCP・EST・ステント留置など)などの検査や治療、また消化器領域の悪性腫瘍の化学療法などを行っておりました。循環器領域では、心エコー検査や1次ペーシングカテーテル挿入・恒久的ペースメーカー植え込み術やペースメーカー外来などの不整脈治療、心不全治療なども担当して参りました。また急性腎不全や糖尿病性腎症の血液透析の導入・維持管理などの透析治療を行うなど、内科領域全般にわたり多数の症例を経験して参りました。
感冒・風邪症状・発熱
【風邪・上気道炎】
ウイルスなどが上気道(鼻・のど・気管)に感染して起こる急性の炎症です。医学的には「急性上気道炎」と呼ばれます。主な症状は、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、くしゃみ、咳、痰などの呼吸器症状に加え、発熱、悪寒、頭痛、関節痛、全身倦怠感、吐き気や下痢などの消化器症状を伴うこともあります。
【原因】
風邪の原因の約8割〜9割はウイルス感染です。原因となるウイルスは200種類以上あると言われており、代表的なものにライノウイルス、コロナウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどがあります。また、ウイルス以外にも細菌やマイコプラズマなどが原因となる場合もあります。
感染経路は、感染者のくしゃみや咳などの飛沫を吸い込む「飛沫感染」や、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れる「接触感染」が中心です。
【治療・対処法】
一般的な風邪のウイルスそのものを根本的に退治する特効薬はありません。そのため、体力の回復を助けながら、辛い症状を和らげる「対症療法」が治療の中心となります(※インフルエンザなど、一部のウイルスには抗ウイルス薬が有効な場合もあります。また、細菌感染が疑われる場合は抗菌薬を処方します)。
基本的には水分と栄養を十分に摂り、安静にすることで数日から1週間程度で自然に治癒することが多いですが、咳などの症状が数週間残ることもあります。
また、経過の途中で中耳炎、扁桃炎、気管支炎や肺炎へと進行する場合もあるため、症状が長引くときや悪化するときは無理をせず受診してください。
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安静と睡眠: 体力を消耗させないよう、しっかりと休養をとります。
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水分・電解質の補給: 発熱や発汗による脱水を防ぐため、お茶や経口補水液などでこまめに水分を補給します。
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お部屋の保湿: 空気が乾燥すると、のどの炎症が悪化しやすくなります。加湿器などで適切な湿度を保ちましょう。
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消化の良い食事: 胃腸に負担をかけないよう、おかゆやスープなど、温かく消化の良いものを摂ります。
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お薬による対症療法: 高熱や激しい咳、のどの痛みなどがある場合は、症状を緩和させるお薬(解熱鎮痛薬や咳止めなど)を状態に合わせて処方・使用します。
【風邪と他の感染症の違い】
| 疾患名 | 主な特徴 |
|---|---|
| 風邪 | 軽度、自然に治る |
| インフルエンザ | 高熱・全身倦怠感が強い |
| 新型コロナウイルス感染症 | 発熱・咳・嗅覚異常など |
| 溶連菌感染症 | 高熱・のどの激しい痛み、抗菌薬が有効 |
【当院の発熱外来について】
近年のコロナ禍において、国内感染が確認された2020年当初より総合病院での発熱外来を立ち上げ、新型コロナウイルス感染症の診断・治療ならびに中等症以上の入院治療を担当して参りました。当クリニックでもこの経験を活かし、開院当初より発熱外来を積極的に行っております。
当院では、過去の受診歴の有無に関わらず、発熱やその他感染症が疑われる症状のある患者様の受け入れ(外来診療)を行っております。
受診時のお願い
発熱・咳・のどの痛みなどの症状がある方は、院内感染防止のため、ご来院の際は必ずマスクを着用いただき、受付にて発熱がある旨を事前にお知らせください。 皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
高血圧・虚血性心疾患
【高血圧】
高血圧とは、一般的に収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上と定義されています(診察室血圧140/90mmHg以上、家庭血圧135/85mmHg以上)。食生活の欧米化や運動不足などにより、現代では日本人の約3人に1人が高血圧と言われています。
高血圧の状態が続くと、常に血管の壁に強い圧力がかかって血管が傷つき、次第に硬くなる「動脈硬化」が生じます。これが進行すると、将来的に心不全、狭心症、心筋梗塞といった心臓血管系の病気や、脳出血・脳梗塞などの命に関わる重大な脳血管疾患を引き起こす原因となります。
【血圧の分類基準】
| 測定条件(診察室血圧) | 収縮期血圧(最高血圧) | 拡張期血圧(最低血圧) |
| 正常血圧 | 120 mmHg 未満 | 80 mmHg 未満 |
| 高値血圧(予備軍) | 120〜129 mmHg | 80 mmHg 未満 |
| 正常高値血圧 | 130〜139 mmHg | 80〜89 mmHg |
| 高血圧(Ⅰ度) | 140〜159 mmHg | 90〜99 mmHg |
| 高血圧(Ⅱ度) | 160〜179 mmHg | 100〜109 mmHg |
| 高血圧(Ⅲ度) | 180 mmHg 以上 | 110 mmHg 以上 |
※診断は複数回の測定結果をもとに行われます。(家庭血圧では135/85mmHg以上が高血圧の目安)
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【高血圧の種類と原因】
高血圧はその原因によって、大きく「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2つに分かれます。
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1. 本態性高血圧(全体の約90%):
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日本人の高血圧の大部分を占めます。特定の明確な病気があるわけではなく、塩分の摂りすぎなどの食生活、喫煙・過度の飲酒、運動不足、精神的ストレスといった「生活環境因子」に、遺伝的な要因が重なって引き起こされると考えられています。
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2.二次性高血圧(全体の約10%):
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体に何か原因となる明らかな病気があり、それによって血圧が上がっている状態です。代表的な原因として、睡眠時無呼吸症候群、腎臓や甲状腺・副腎の疾患、あるいは特定の薬の副作用などが挙げられます。原因となっている病気を治療することで、血圧の改善が期待できます。
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【症状と治療の重要性(サイレントキラー)】
高血圧は、時に頭痛やめまいを自覚することもありますが、初期にはほとんど自覚症状がありません。 そのため「サイレントキラー(静かなる殺人者)」と呼ばれています。気づかないうちに動脈硬化が進行してしまうのを防ぐためにも、まだ高血圧の診断基準には至らない「高値血圧」や「正常高値血圧」の段階(高血圧予備軍)から、食事や運動などの生活習慣の改善に取り組むことが極めて重要です。
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【治療方針】
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まず最も良好な血圧とされる「120/80mmHg未満(家庭血圧では115/75mmHg未満)」を目指し、生活習慣の改善をサポートします。それでも十分な改善が見られない場合や、すでに動脈硬化のリスクが高いと判断される場合には、患者様個々の状態に合わせた適切な内服薬による加療を行い、将来の合併症リスクを徹底的に抑え込みます。
【虚血性心疾患 (狭心症・心筋梗塞) 】
虚血性心疾患とは、心臓の筋肉に酸素や栄養を送り込んでいる「冠動脈」という血管が、狭くなったり詰まったりすることで引き起こされる心臓病の総称です。
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1.狭心症
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血管が狭くなり、一時的に血流が不足する状態です。胸の圧迫感や痛みが一時的な発作として現れますが、多くの場合は安静にしていると数分で症状が軽減します。
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2.心筋梗塞
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動脈硬化が進行して血管内の「プラーク」と呼ばれる脂肪などの塊が破れ、そこに血栓(血の塊)ができて完全に血管が詰まってしまう状態です。心筋の一部が壊死してしまうため、失神するほどの激しい胸痛に襲われ、場合によっては心停止や突然死を招く極めて危険な急性疾患です。
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狭心症や心筋梗塞を未然に防ぐためには、その最大の引き金となる「高血圧」や「脂質異常症(高脂血症)」を適切にコントロールし、動脈硬化の進行を食い止めることが第一歩です。 肥満、睡眠不足、過労、ストレスを避け、バランスの良い食事と適度な運動、そして十分な睡眠を心がけるなど、日々の生活習慣を整えていくことが健康な血管を保つための鍵となります。少しでも胸の違和感や血圧の高さが気になる方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
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脂質異常症
【脂質異常症】
コレステロールや中性脂肪は、血液中に溶け込んでいる脂質の一種です。これらは私たちの体をつくる細胞膜、体調を整えるホルモンや胆汁酸の材料、あるいはエネルギーの貯蔵庫となる大切な物質です。何らかの原因で血液中のコレステロールや中性脂肪が基準値よりも異常に多くなった(または善玉コレステロールが少なすぎる)状態を脂質異常症といいます。
過剰な脂質が血液中に増え続けると、血管の壁にこびりついて「動脈硬化」を引き起こし、将来的に心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患につながる危険性があります。
【脂質の主な種類と働き】
| 脂質の種類 | 主な働き | 高い場合(または低い場合)の影響 |
| LDLコレステロール(悪玉) | 血管壁に脂質を運ぶ | 数値が高いと動脈硬化を急速に進める |
| HDLコレステロール(善玉) | 血管壁の余分な脂質を回収して肝臓に戻す | 数値が低いと動脈硬化のリスクが増加する |
| 中性脂肪(トリグリセリド) | 体を動かすエネルギー源となる | 数値が高いと脂肪肝や急性膵炎のリスクになる |
【診断基準(空腹時採血)】
| 検査項目 | 基準値(mg/dL) | 判定 |
| LDLコレステロール | 140 以上 | 高LDLコレステロール血症 |
| HDLコレステロール | 40 未満 | 低HDLコレステロール血症 |
| 中性脂肪(TG) | 150 以上 | 高トリグリセリド血症 |
(※日本動脈硬化学会 2023年版ガイドラインより)
【原因】
脂質異常症が起こる原因は、大きく分けて遺伝的な要因と、日々の生活習慣によるものがあります。
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1.生活習慣の乱れ: 過食、運動不足、肥満、お酒の飲みすぎなど。
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2.他の疾患や薬剤の影響: 糖尿病、甲状腺機能低下症、腎臓疾患(ネフローゼ症候群など)、あるいは特定の薬の副作用。
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3.遺伝的要因: 「家族性高コレステロール血症」など、生まれつきLDLコレステロールを処理する仕組み(LDL受容体など)に異常がある場合。
【治療と対策】
脂質異常症の治療は、まず食事療法や運動療法をはじめとした生活習慣の改善が基本となります。 生活習慣を改善しても数値が十分に下がらない場合や、すでに動脈硬化のリスクが高い場合、あるいは他の病気が原因(二次性脂質異常症)の場合は、状態に合わせてスタチンやフィブラート系薬などの適切な内服治療(薬物療法)を開始します。
脂質異常症は、高血圧などと同様に自覚症状がほとんどありません。 そのため、お薬をやめたり生活習慣が乱れたりすると、すぐに血液中の脂質値が再び上昇してしまいます。自覚症状がなくても治療をしっかりと継続することが、将来の心筋梗塞や脳卒中などの重大な合併症を防ぎ、健康長寿を守るために極めて重要です。
【生活習慣改善のポイント】
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食事療法: 栄養バランスの良い腹八分目の食事を心がけます。
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脂質の選択: 飽和脂肪酸(お肉の脂身、バター、ラードなど)を控えめにします。
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お魚・繊維質の摂取: 青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸(EPA・DHA)や、コレステロールの吸収を抑える食物繊維を積極的に摂ります。
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糖分・アルコールの制限: 中性脂肪を上げやすいアルコールや、甘いお菓子・清涼飲料水などの糖分の摂りすぎを抑えます。
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適度な運動: ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を定期的に行い、善玉(HDL)コレステロールを増やし、中性脂肪を減らします。
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禁煙: 喫煙は善玉(HDL)コレステロールを減少させ、動脈硬化を強力に促進してしまうため、禁煙が強く推奨されます。
糖尿病
【糖尿病】
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が慢性的に高い状態を指します。本来、血糖値はインスリンというホルモンによってコントロールされていますが、このインスリンの分泌量が減ったり、働きが低下したりすることで発症します。 膵臓から分泌されるインスリンの量が不足したり(インスリン分泌障害)、効き目が悪くなったりすると(インスリン抵抗性亢進)、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中にあふれて高血糖になってしまうのです。
【糖尿病の種類】
| 分類 | 特徴 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 1型糖尿病 | インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が破壊される | 自己免疫反応 |
| 2型糖尿病 | インスリン抵抗性増大+分泌低下 | 生活習慣・遺伝 |
| 妊娠糖尿病 | 妊娠中に発症する高血糖 | ホルモン変化 |
| その他 | 薬剤・膵疾患・遺伝病など | 二次性糖尿病 |
1型糖尿病(インスリン分泌障害):
自己免疫反応やウイルス感染などが原因で、膵臓にあるインスリンを産生する細胞(β細胞)が破壊され、体内からインスリンがほとんど分泌されなくなるタイプです。主に若年期に発症することが多く、発見時にはすでにインスリン分泌能力が大きく低下していることが特徴です。生存のためにインスリン注射による治療が不可欠となります。
2型糖尿病(インスリン抵抗性亢進・分泌低下):
日本人の糖尿病の約9割以上を占めるタイプです。遺伝的な体質に加えて、過食、肥満、運動不足、ストレスといった生活習慣の乱れが重なることで発症します。インスリンの効き目が悪くなる「インスリン抵抗性」と、膵臓からの分泌が衰える「インスリン分泌低下」の2つが背景にあり、主に中高年期以降に発症します。
【診断基準(日本糖尿病学会)】
| 検査項目 | 基準値 |
|---|---|
| 空腹時血糖値 | 126 mg/dL以上 |
| 75g経口ブドウ糖負荷試験(2時間値) | 200 mg/dL以上 |
| 随時血糖値 | 200 mg/dL以上 |
| HbA1c(ヘモグロビンA1c) | 6.5%以上 |
【主な症状】
- のどが渇く
- 尿の量・回数が増える
- 体重減少
- 疲れやすい、だるい
- 手足のしびれ、視力低下
【合併症】
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 網膜症 | 目の血管障害 → 視力低下・失明 |
| 腎症 | 腎機能低下 → 透析が必要になることも |
| 神経障害 | 手足のしびれ・感覚低下・壊疽 |
| 動脈硬化 | 心筋梗塞・脳梗塞・足の血流障害 |
糖尿病が進行すると著しくQOLを低下させる網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患などの合併症のリスクが高まります。
【治療の基本方針】
1) 食事療法
- ・適正エネルギー摂取(体重×25〜30kcal/日目安)
- ・炭水化物・脂質・タンパク質のバランス
- ・野菜・食物繊維を増やし、糖質の吸収をゆるやかに
- ・間食・清涼飲料水を控える
2) 運動療法
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・有酸素運動(ウォーキング・サイクリングなど)
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3) 薬物療法
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・経口血糖降下薬やインスリン注射など
生活習慣の改善だけでは血糖値が下がらない場合や1型糖尿病の場合は薬物療法が必要になります。インスリン注射は1型糖尿病の場合は必須ですが、2型糖尿病の場合でも経口血糖降下薬だけでは効果が不十分な場合に必要になります。経口血糖降下薬にはさまざまな種類があり、作用機序や効果や副作用も異なります。最新の治療ガイドラインに基づいて治療していきます。糖尿病治療の主な目的は、血糖のコントロールにより合併症を防ぎ、健康な人と変わらない活動的な生活を長く続けられるようにすることであり、食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせて治療を継続していくことが重要となります。
動脈硬化
超高齢社会を迎えたわが国において、脳卒中や心臓病は、がんに次ぐ主要な死亡原因となっています。 これら脳卒中や急性心筋梗塞などの「動脈硬化性疾患」は、たとえ命を取り留めたとしても、その後に入退院を繰り返したり、介護が必要になったりするケースが少なくありません。これこそが、平均寿命と健康寿命の乖離を広げる大きな原因となっています。
動脈硬化のリスクファクター(危険因子)には、脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙、加齢、遺伝など多数挙げられます。これらは重なれば重なるほど、発症リスクが相乗的に高まります。 まずはご自身の今の状態を正しく自覚し、早期に生活習慣の改善や治療に取り組むことが極めて重要です。
【動脈硬化とは】
動脈の血管壁が厚く硬くなり、本来の弾力性が失われて血液の流れが悪くなった状態をいいます。 血管の内側にLDL(悪玉)コレステロールや炎症細胞などが沈着し、プラーク(粥状の脂肪の塊)を形成するのが特徴です。これが進行すると血管が狭くなったり、プラークが破れて血管が完全に詰まったりして、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を引き起こします。
【動脈硬化の主な種類】
| 種類 | 特徴 | 主な影響部位 |
| 粥状動脈硬化 | 血管の内側にコレステロールが沈着し、内腔が狭くなる | 大動脈、冠動脈(心臓)、頸動脈など |
| 細動脈硬化 | 高血圧などが原因で、細い血管の壁が厚く硬くなる | 脳、腎臓など |
| 中膜硬化 | 血管の中膜にカルシウム(カルシウム塩)が沈着して硬くなる | 下肢(足)の動脈など |
【主な原因・リスクファクター】
| 危険因子 | 血管への影響と内容 |
| 高LDLコレステロール | プラーク(血管の壁の塊)を形成する直接的な原因となります。 |
| 低HDLコレステロール | 血管内の余分なコレステロールを回収する力が低下します。 |
| 高血圧 | 常に高い圧力がかかることで、血管壁に物理的なダメージを与えます。 |
| 糖尿病 | 高血糖により血管の内皮細胞が傷つき、機能障害を起こします。 |
| 喫煙 | 血管を急激に収縮させ、酸化ストレスを増加させて動脈硬化を加速させます。 |
| 肥満・運動不足 | 脂質や糖の代謝異常、慢性的な体内炎症を引き起こします。 |
| 加齢・遺伝 | 年齢とともに血管の弾力は低下します。また、家族性高コレステロール血症などの遺伝的要因も影響します。 |
呼吸器内科
当クリニックでは、気管支炎・肺炎、気胸などの急性の呼吸器疾患から、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性気管支炎・気管支拡張症、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症などの慢性の呼吸器疾患や肺癌、また睡眠時無呼吸症候群などの様々な呼吸器疾患の診断・治療を行っており、血液検査、心電図、レントゲン検査、エコー検査などが即日実施可能な体制となっております。適切な診断治療を行い、必要に応じて専門医療機関に御紹介させていただきます。

肺炎
【肺炎とは】
肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に入り込み、肺の最深部にある「肺胞」に急性の炎症が生じた状態をいいます。
健康な状態であれば、体の防御機能(免疫)によって病原体を追い出すことができますが、風邪やインフルエンザ、過労、ストレスなどで免疫力が落ちていると、病原体が防御線をすり抜けて肺まで到達し、肺炎を引き起こしてしまいます。
【主な症状】
風邪とよく似た症状が現れますが、「症状が強い」「長引く」のが特徴です。
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・激しい咳、長く続く咳
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・黄色や緑色を帯びた、粘り気のある痰(たん)
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・38℃以上の高熱(高齢者の場合は熱が出ないこともあります)
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・息切れ、呼吸困難、息苦しさ
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・胸の痛み(深く息を吸ったときなど)
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・強い全身のだるさ(倦怠感)、関節痛、頭痛
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高齢者の方の注意点(非定型的な症状):
高齢者の肺炎では、熱や咳といった典型的な症状があまり出ないケースが少なくありません。「なんとなく元気がない」「食欲がない」「いつもより傾眠がち(ウトウトしている)」「足元がふらつく」といった変化がサインであることも多いため、周囲の注意深い観察が必要です。
【肺炎の原因】
肺炎の原因となる微生物は多岐にわたり、それぞれ治療薬が異なります。
| 分類 | 代表的な病原体と特徴 |
| 細菌性肺炎 | 肺炎球菌(大人の肺炎で最も頻度が高い)、インフルエンザ菌、モラキセラ・カタラーリスなど。黄色〜緑色の濃い痰が出やすいのが特徴です。 |
| 非定型肺炎 | マイコプラズマ肺炎(若年層に多い)、クラミジア肺炎など。比較的若い方に多く、コンコンとした乾いた激しい咳が長く続く傾向があります。 |
| ウイルス性肺炎 | インフルエンザウイルス、新型コロナウイルスなど。 |
| その他 | 公衆浴場や循環式お風呂などで感染するレジオネラ肺炎や、結核菌、真菌(カビ)などが原因となることもあります。 |
【治療・対処法】
肺炎の治療は、原因となっている病原体に合わせたお薬を早期に開始することが極めて重要です。
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適切な薬物治療(抗生剤などの介入)
細菌性肺炎やマイコプラズマ肺炎には、原因菌に効果のある適切な抗菌薬を処方します。処方されたお薬は、症状が良くなったと感じても自己判断で止めず、指示された期間必ず飲み切ってください。
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十分な休養と睡眠
体力を消耗しているため、安静を保ちしっかりと睡眠をとることが回復への近道です。
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こまめな水分補給
発熱や発汗、呼吸が荒くなることで水分が失われやすくなります。脱水を防ぎ、痰を排出しやすくするためにも、お茶やスポーツドリンクなどで意識的に水分を補給しましょう。
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お部屋の加湿
空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が落ち、痰も絡みやすくなります。加湿器などを利用して適切な湿度を保ちましょう。
動脈硬化や糖尿病、慢性呼吸器疾患などの持病をお持ちの方や高齢者の方は、肺炎が重症化しやすい傾向があります。ワクチンの接種(肺炎球菌ワクチンなど)による予防も有効ですので、気になる方はどうぞお気軽に当院へご相談ください。
気管支喘息
【気管支喘息とは】
空気の通り道である「気管支」などの気道に慢性的な炎症が起こり、気道が狭くなって呼吸が苦しくなる病気です。
健康な人に比べて気道が非常に敏感になっており、タバコの煙、冷たい空気、アレルゲン、風邪などのわずかな刺激にも反応して気道が狭くなってしまいます(気道過敏性の亢進)。
主な症状として、激しい咳や痰、呼吸をするたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音がする喘鳴、呼吸困難などが突発的に現れます(喘息発作)。発作は夜間から明け方にかけて、あるいは季節の変わり目などに起こりやすいのが特徴です。
【喘息を引き起こす主な要因】
喘息の発症や発作の引き金になる要因は、大きく分けて「アレルゲン」と「それ以外の刺激」があります。
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1)アレルゲン(アレルギーの原因物質): ダニ、ハウスダスト、ペットの毛・フケ、カビ、花粉、特定の食物など。
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2)非アレルゲン性の刺激: 風邪やインフルエンザなどのウイルス感染、タバコの煙(受動喫煙含む)、急激な温度・気圧の変化(寒暖差)、運動(運動誘発喘息)、ストレス、特定の解熱鎮痛薬(アスピリン喘息)など。
【主な症状】
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喘鳴: 呼吸をするときに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音がする。
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咳・痰: 特に夜間や明け方に激しい咳き込みや、粘り気のある痰が出る。
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呼吸困難: 胸が苦しくなり、横になるよりも座っている方が呼吸が楽になる(起坐呼吸)。
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胸の圧迫感: 胸が締め付けられるような違和感や息苦しさがある。
【治療とコントロールの重要性】
喘息の治療は、発作が起きたときだけ薬を使うのではなく、「発作が起きないように普段から気道の炎症を抑え続けること」が最も重要です。自己判断で治療をやめてしまうと、気道の炎症が慢性化して気管支の壁が厚くなり、元の状態に戻らなくなってしまう(リモデリング)ため、継続的な治療が必要です。
1) 薬物療法
治療薬は主に、毎日の炎症を予防するお薬(長期管理薬)と、発作が起きたときに一時的に症状を鎮めるお薬(発作治療薬)の2つに分かれます。
| 区分 | 役割 | 主なお薬の例 |
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長期管理薬 (コントローラー) |
毎日使用し、気道の慢性的な炎症を抑えて発作を予防する。 | 吸入ステロイド薬、長時間作用性β刺激薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬など |
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発作治療薬 (リリーバー) |
発作が起きたときに、狭くなった気管支を速やかに広げて呼吸を楽にする。 | 短時間作用性吸入β刺激薬、アミノフィリン製剤、経口ステロイド薬など |
2) 日常生活での対策(環境整備)
お薬による治療と並行して、発作の誘因をできるだけ避ける環境づくりが大切です。
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1.こまめな掃除: ダニやハウスダストを減らすため、布団の掃除機がけや部屋の換気を行います。
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2.禁煙・受動喫煙の防止: タバコの煙は気道を強く刺激するため、禁煙は必須です。
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3.体調管理と感染予防: 風邪などの感染症は発作を誘発しやすいため、手洗い・うがい、ワクチン接種を推奨します。
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4.温度差への対策: 冬場などの外出時はマフラーやマスクを着用し、冷たい空気が直接気道に入るのを防ぎます。
喘息の症状が重くなった場合、生物学的製剤なども含め、患者様の状況に応じた治療選択を行います。生物学的製剤は特定の免疫反応を標的とした治療で、重症の喘息に対して非常に効果的です。これにより患者様の生活の質を大きく向上させることが可能となります。
気管支喘息の治療は、気道の炎症が慢性化しないように日常の治療を続けることが重要で、治療の目標は発作を起こさずに健康な人と同じような生活を送ることです。自分で判断して治療を中断することなく継続する必要があります。また症状の変化がある場合や、喘息の症状が週に1回以上出る場合は、速やかに医師に相談してください。
慢性咳嗽
【慢性咳嗽とは】
胸部レントゲン検査で異常が見られないにもかかわらず、咳が8週間以上続く状態を指します。3週間から8週間続く咳の場合は「遷延性咳嗽」と呼ばれます。慢性咳嗽の原因は多岐にわたりますが、主なものには以下があります。
- 咳喘息
- アトピー咳嗽
- 副鼻腔気管支症候群
- 感染後咳嗽(例:風症候群後の咳嗽、百日咳)
- 喉頭アレルギー
- 胃食道逆流による咳嗽
- 心因性咳嗽
【咳喘息】
咳喘息は、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴や呼吸困難を伴わない、乾いた咳が長く続く病気です。
喘息の一種であり、主な症状は「咳」だけです。健康な人に比べて気道が非常に敏感になっており、気管支拡張薬を使うと、咳が治まるのが大きな特徴です。
咳喘息の患者様の約30%が、最終的に本格的な「気管支喘息」へ移行する可能性があるため、放置せずに早期から治療を開始し、長期的にコントロールしていくことが極めて重要です。
【症状と悪化の引き金】
咳の症状は、以下のようなタイミングや環境の刺激によって悪化しやすい特徴があります。
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起こりやすい時間帯:
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・就寝時、深夜、明け方
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悪化を招く主な要因(増悪因子):
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・風邪などの感染症(上気道炎)
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・冷たい空気、急激な寒暖差
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・運動、飲酒
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・タバコの煙(受動喫煙含む)
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・雨天や気圧の変化
【アトピー咳嗽とは】
主にアトピー素因(アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などのアレルギー体質)を持つ方や、その可能性がある方にみられる慢性の「乾いた咳」です。
咳喘息と非常によく似ていますが、大きな違いとして「気管支拡張薬(気管支を広げるお薬)が効かない」という特徴があります。その代わり、アレルギー反応を抑えるお薬(抗ヒスタミン薬)やステロイドの吸入薬が非常によく効きます。
放っておくと何ヶ月も激しい咳が続くことがありますが、咳喘息とは異なり、最終的に本格的な「気管支喘息」に移行することは通常ありません。
【特徴的な症状と悪化の引き金】
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のどのイガイガ感(掻痒感): のどに痒みやイガイガする違和感を伴う乾いた咳が出ます。時折、のどに痰が張り付くような感覚(張り付き感)を伴うこともあります。
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咳が出やすい時間帯: 主に就寝時、深夜から早朝、起床時に多くみられます。
【治療】
アトピー咳嗽は「アレルギー性ののどの炎症」であるため、一般的な「咳止め(中枢性鎮咳薬)」は効果が出にくい傾向があります。当院では以下のようなアレルギーを抑える治療を行います。
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抗アレルギー薬(ヒスタミン$H_1$受容体拮抗薬):
アレルギー反応を抑え、のどの痒みやイガイガ感を鎮めます。約6割の患者様において、このお薬だけで咳が速やかに改善します。
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吸入ステロイド薬:
抗アレルギー薬だけでは改善が不十分な場合に使用します。気道の炎症を直接鎮めることで、しつこい咳を根本から抑え込みます。
【副鼻腔気管支症候群(SBS)とは】
副鼻腔気管支症候群(Sino-Bronchial Syndrome:SBS)とは、慢性の副鼻腔炎と、慢性の気管支炎が合併する病態です。
私たちの呼吸器は、上の空気の通り道(上気道:鼻や副鼻腔)と、下の通り道(下気道:気管や気管支)でつながっています。 この病気は、気道全体の「粘液を分泌し、線毛運動によって異物を外へ押し出すバリア機能(クリアランス機能)」が低下することに加え、副鼻腔の炎症が気管支へと波及し、悪影響を及ぼし合うことで生じます。
最大の特徴は、咳喘息などのアレルギー性の咳とは異なり、「ゴホゴホ」という湿った咳(湿性咳嗽)や、黄色〜緑色の「膿を含んだ粘り気のある痰」が出る点です。
【主な症状】
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湿った咳・膿のような痰: 咳や痰(粘性の高い膿性痰)が8週間以上にわたって慢性的に続きます。
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後鼻漏(こうびろう): 鼻水がのどの奥に垂れ込んでくる感覚があり、これによりさらに咳や痰が誘発されます。
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鼻の症状: 鼻づまり、黄色い鼻水、頭重感など、慢性副鼻腔炎の症状を伴います。
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※呼吸困難(息苦しさ)や、呼吸時の「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった音(喘鳴)は通常認められません。
【治療について】
副鼻腔気管支症候群の治療では、一般的な「風邪の咳止め(中枢性鎮咳薬)」や「喘息の治療薬(ステロイド吸入薬など)」は十分な効果が期待できません。 当院では、呼吸器(副鼻腔と気管支)のバリア機能を根本から整えるため、以下のような治療を行います。
1) マクロライド系抗菌薬の少量長期投与
クラリスロマイシンなどの「14員環マクロライド系」と呼ばれる抗生物質を、通常感染症に使う量の半分(少量)にして、数ヶ月間(2〜3ヶ月目安)継続して服用していただきます。 これは細菌を殺すためではなく、薬が持つ「優れた抗炎症作用」と「気道の粘液分泌を抑え、線毛のバリア機能を回復させる作用」を利用して、呼吸器全体の粘膜をきれいに修復していく治療法です。
2) 粘液溶解薬(去痰薬)の併用
気道や副鼻腔に溜まった粘り気のある分泌物(痰や鼻水)をサラサラにして、体外へ排出しやすくするお薬(カルボシステインなど)を併用し、気道のクリアランスをスムーズにします。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
【COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは】
慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)とは、主にタバコの煙などの有害物質を長期間にわたって吸い込むことで、気管支に炎症が起きたり、酸素を取り込む肺胞が壊れたりする病気です。
かつて「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれていた病気を総称したもので、別名「肺の生活習慣病」とも言われています。
40歳以上で、過去に長期間タバコを吸っていた方に多く発症します。初期はただの「年のせい」や「タバコによる咳」と見過ごされがちですが、進行すると少し動くだけでも息切れがするようになり、日常生活に大きな支障をきたします。
【主な症状】
COPDの症状はゆっくりと数年かけて進行するのが特徴です。
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慢性の咳・痰: 風邪でもないのに、毎日「コンコン」「ゴホゴホ」とした咳や痰が続きます。
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動いたときの息切れ(労作性呼吸困難): 階段や坂道を上るとき、あるいは荷物を持って歩くときなどに、以前に比べて息が上がりやすくなります。
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急性増悪: 風邪などの感染症をきっかけに、急激に息苦しさや激しい咳・痰が悪化することがあります。これを機に一気に肺の機能が低下してしまうため、非常に危険です。
【原因とリスクファクター】
COPDの原因の最大(約9割)は喫煙(タバコ)です。
本人の喫煙だけでなく、周囲のタバコの煙を吸い込む「受動喫煙」も大きなリスク因子となります。また、仕事上での化学物質や粉塵の吸入、大気汚染なども原因になることがあります。
【治療とコントロール】
壊れてしまった肺胞を完全に元の健康な状態に戻すことはできません。しかし、適切な治療を行うことで、病気の進行を遅らせ、息苦しさを和らげ、これまで通りの生活(QOLの維持)を続けることが十分に可能です。
1) 禁煙(最重要の治療)
COPD治療の第一歩であり、最も効果的な進行抑制策です。何歳であっても、禁煙を開始した時点から肺機能の低下スピードを緩やかにすることができます。
2) 薬物療法(吸入薬が中心)
狭くなった気管支を広げ、呼吸を楽にするための吸入薬をメインに使用します。
| 治療薬の種類 | 役割 | 主なお薬の例 |
| 長時間作用性抗コリン薬(LAMA) | 気管支を広げ、空気の通りを良くして息切れを予防・改善する。(COPD治療の基本薬) | チオトロピウム、グリコピロニウムなど |
| 長時間作用性$\beta_2$刺激薬(LABA) | 気管支の平滑筋を緩めて広げ、呼吸をスムーズにする。 | インダカテロールなど |
| 吸入ステロイド薬(ICS) | 喘息を合併している場合や、頻繁に急性増悪を繰り返す場合に併用する。 | フルチカゾンなど |
3) 呼吸リハビリテーションと食事療法
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呼吸リハビリ: 効率の良い呼吸法(口すぼめ呼吸や腹式呼吸)を身につけ、息切れを軽減します。
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栄養管理: COPDが進行すると呼吸をするだけで多くのエネルギーを消費し、体重が減って筋力が落ちやすくなるため、高タンパク・高カロリーのバランスの良い食事が推奨されます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
【睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは】
睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。 医学的には、「10秒以上の気流停止(無呼吸)が、1時間あたり平均5回以上現れる状態」と定義されています。
その原因のほとんどは、睡眠中にのど(上気道)の筋肉が緩み、空気の通り道が完全に塞がってしまうことにあります(閉塞性睡眠時無呼吸症候群:OSAS)。特に、肥満による首周りの脂肪、下あごが小さい体格、舌の付け根が沈み込みやすいことなどが大きな要因となります。
睡眠中に何度も息が止まると、体が十分な酸素を取り込めず、脳や心臓をはじめとした全身の血管に大きな負担(強いストレス)がかかります。その結果、高血圧や不整脈、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などの重大な生活習慣病の発症・悪化リスクを大幅に高めてしまうことがわかっています。
【主な症状】
SASの症状は、寝ている間の「ご自身では気づきにくい症状」と、起きている間の「日中の症状」に分かれます。
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1)睡眠中の症状:
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・毎晩のように激しい「いびき」をかく
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・いびきが突然止まり、しばらくして「ガハッ」と息を吹き返すように再開する
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・何度も目が覚める、夜間に何度もトイレに起きる
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・寝汗をかく、息苦しさを感じて目が覚める
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2)日中の症状:
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・朝起きたときに頭が重い、すっきりしない(頭重感)
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・十分寝たつもりなのに、日中に強い眠気や疲労感がある
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・集中力や記憶力が低下する、体がだるい
【エプワース眠気尺度(ESS)】
日中の眠気の程度を評価するセルフチェックシート
「日常生活の以下のような状況で、どのくらい眠気(うとうとしてしまうこと)を感じるか」を、それぞれ0〜3点で評価し、その合計点数で判定します。
【採点基準】
- 0点: 決して眠くならない(うとうとしない)
- 1点: まれに(時に)眠くなる(うとうとする)
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2点: よく(しばしば)眠くなる(うとうとする)
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3点: だいたいいつも眠くなる(うとうとする)
- ※最近の日常生活を振り返り、実際には経験したことがない状況であっても「もしその状況になったらどうなるか」を想像してお答えいただきます。
- 質問項目(全8問)
| No. | 状況・場面 | 点数(0〜3点) |
| 1 | 座って読書をしているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 2 | テレビを見ているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 3 | 人の大勢いる場所(会議、劇場、講義など)で、座って何もしないでいるとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 4 | 他人が運転する車(または電車、バスなど)に、休憩なしで1時間ほど乗っているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 5 | 午後に横になって、体を休めているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 6 | 座って誰かと話をしているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 7 | 昼食後(お酒は飲んでいない)、静かに座っているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 8 | 自分で車を運転中、信号待ちや渋滞で数分間停車しているとき | 0 ・ 1 ・ 2 ・ 3 |
| 合計 | 最大 24点 | 計 点 |
- スコアの判定基準:
- 合計点数によって、日中の眠気が病的レベルか、また睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)の疑いがあるかを判断します。
- 0〜10点:正常範囲
- 11点以上:病的な眠気(過眠症・SASの疑いあり)
- 11〜15点: 軽度〜中等度の睡眠障害の可能性
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- 16点以上: 重度の睡眠障害の可能性(速やかな受診が推奨されます)
- 【当院での検査と診断】
- 「もしかしてSASかも…」と思われたら、まずは当院へご相談ください。普段の睡眠を妨げることなく、ご自宅で簡単に行える検査からスタートできます。
- ①簡易型検査(Smart Watch PMP300E)
- 無呼吸の有無を調べることができます。ご自宅で装着・検査を行います。
- ②精密ポリソムノグラフィー検査(PSG)
- 就寝中の睡眠や呼吸状態を調べます。脳波、呼吸状態、動脈血酸素飽和度、体位、心電図などを測定します。ご自宅で装着・検査が可能です。
- PSG検査は他施設では通常は一泊の検査入院が必要となりますが、当クリニックでは提携する検査技師がご自宅に伺い、検査の説明・装着をすることで入院せずにご自宅で検査することができます。
- たくさんのモニターを装着しますので、普段の環境で入院するよりもリラックスして検査が可能なこと、仕事や学校を休む必要がないこと、入院費用がかからないことなどのメリットがあります。このため、より多くの患者様の支援ができると考えております。
- 【治療について】
- SASの治療は、睡眠中の無呼吸を防ぎ、合併症のリスクを下げて日中のQOL(生活の質)を向上させるために行います。
- 1) CPAP療法
- 多くの患者様に選択されている、最も効果的で標準的な治療法です。 寝るときに鼻に専用のマスクを装着し、機器から一定の圧力をかけた空気を送り込むことで、塞がってしまいがちの「のど(気道)」を空気の力で内側から押し広げ、無呼吸を防ぎます。 正しく継続することで、劇的にいびきや日中の眠気が解消され、高血圧などの合併症リスクを下げることができます。 ※中等症〜重症のSASと診断された場合、健康保険が適用されます。
- 2) 日常生活での対策(セルフケア)
- お薬や機器による治療と合わせて、以下の習慣を見直すことで症状の軽減が期待できます。
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減量: 首周りの脂肪が減ることで、気道の閉塞が大幅に改善します。
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横向きに寝る: 仰向けに寝るよりも、重力でのどが塞がるのを防ぎやすくなります。
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禁酒・節酒: アルコールは筋肉を弛緩(ゆるめる)させる作用があるため、特に就寝前の飲酒は控えることが推奨されます。
- 【検査機器】
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1,簡易型検査(Smart Watch PMP300E)
本体内蔵のセンサが腹部の動きをエフォートとしてとらえる新構造の世界最小・最軽量(80g)の無呼吸の有無を調べる検査機器です。閉塞性無呼吸と中枢性無呼吸の鑑別が可能です。
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2,精密PSG検査(ソムノスクリーンシステムPlus)
手のひらサイズの軽量・コンパクトな構造と検査場所を限定しないワイヤレス機能が特徴のPSG検査機器です。患者様に対する負担が少なく、睡眠データを自宅で測定することが可能です。
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【PSG検査の流れ】
(1)診察
診察を受けていただき、医師より検査の説明を行います。(2)検査当日夜
夜間に検査技師がご自宅まで装着にお伺いいたします。訪問時刻までに夕食や入浴を済ませ、就寝する服装でお待ちください。検査機器装着後の飲水は可能です。21時頃に担当技師が自宅へお伺いいたします。椅子などに座った状態で検査機器を装着し、完了次第技師は引き上げさせていただきます。(3)検査翌日朝
翌朝起床しましたら検査終了になります。ご自身で機器を外していただきます。検査機器は業者(株式会社スリープパートナーズ)が回収にお伺いいたします。
CPAP療法(鼻マスク式持続陽圧呼吸)
【CPAP治療】
睡眠時無呼吸症候群に対して極めて高い効果があり、世界中で最も広く普及している標準治療です。睡眠中の気道を広げ、スムーズな呼吸をサポートします。
寝るときに専用の鼻マスクを装着し、機器から一定の圧力をかけた空気を送り込むことで、睡眠中に塞がってしまいがちな「のど(気道)」を内側から空気の力で押し広げ、無呼吸を防ぐ治療法です。
【CPAP治療の主な効果とメリット】
正しく継続していただくことで、いびきや日中の強い眠気が劇的に解消されるだけでなく、高血圧などの生活習慣病の改善、さらには将来的な心疾患(心筋梗塞や心不全など)の発症リスクや死亡率を大幅に低下させることが科学的に立証されています。
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1)日中の眠気やだるさの劇的な解消
質の良い深い睡眠がとれるようになり、日中の強い眠気や疲労感、頭痛などがすっきりと改善します。 -
2)いびきの消失
気道がしっかりと広がるため、周囲に迷惑をかけていた激しいいびきがピタッと止まります。 -
3)生活習慣病の改善・合併症の予防
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睡眠中の低酸素状態や交感神経の緊張が和らぐため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のコントロールが良好になります。また、将来的な心筋梗塞、脳卒中、心不全などの重篤な心脳血管疾患の発症リスクや死亡率を大幅に低下させることが科学的に立証されています。
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【治療中の注意点について】
CPAPは「対症療法」であるため、「使っている間だけ効果がある」治療です。そのため、毎日継続して使用することが重要です。
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1)月1回の定期受診が必要
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健康保険でCPAP治療を継続するためには、毎月1回、必ず外来を受診していただくことが定められています。
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2)治療データの確認と調整
受診時には、機器に記録された「使用時間」や「無呼吸が正しくコントロールされているか」などのデータを医師が確認し、マスクのフィット感の調整やアドバイスを行います。 -
3)慣れるまでのサポート
最初はマスクの違和感や、空気が送られてくる圧迫感に慣れない方もいらっしゃいますが、マスクの変更や空気圧の微調整を行うことで、多くの方が快適に使えるようになります。些細なことでもお気軽にご相談ください。
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患者様一人ひとりのライフスタイルやご希望に合わせて最適な機器を選定し、無理なく治療を継続できるよう、きめ細かくサポートいたします。
ドクター・ノート
呼吸器領域に関しては、奈良県立医大附属病院、済生会吹田病院、済生会中和病院では肺癌、びまん性肺疾患、呼吸器感染症、睡眠時無呼吸症候群など種々の呼吸器疾患の診断・治療、気管支内視鏡検査や気管支鏡インターベンション治療(気管支異物除去や気管支充填術EWS、レーザー治療など)や肺癌の化学療法、COPD外来、禁煙外来なども担当しておりました。
近年のコロナ禍では、当初より発熱外来を開始し、新型コロナウイルス感染症の診断・治療ならびに、軽中等症以上の入院治療も担当して参りました。睡眠時無呼吸症候群については、社会的認知度も高まっていますが、実際に診断され治療を受けている患者様はまだまだ一部であると考えられます。入院不要で在宅での検査にて診断・治療までサポートできるという当クリニックの特徴から、より多くの患者様の診断・治療ができると考えております。
施設のご案内


当クリニックでは、一般健康診断、
各種予防接種も行っております。



導入機器
●X線一般撮影装置(X’sy Pro EFX)●超音波画像診断装置(Aretta 50)●心電計(ECG-3250)●ホルター心電図(RAC-5103)●全自動血球計数・免疫反応測定装置(MEX-1303)●睡眠時無呼吸簡易型検査(Smart Watch PMP300E)●睡眠時無呼吸精密検査(PSG)ソムノスクリーンシステムPlus