くすみ・肌荒れ
くすみ
年を重ねると顔にくすみやシミが出てきます。くすみとは、お肌の透明感やツヤがなくなり、黒ずんで見える状態のことです。
原因
- 血行不良による肌の赤みの低下
- メラニン沈着による肌つやの低下
- 古い角質の蓄積による肌の透明感の低下
- 皮膚の弾力低下による肌の凹凸による影、つやの低下
- 加齢による肌の黄色化
原因は上記のように乾燥、紫外線、血行不良、メラニン沈着など様々ですので、適切なスキンケアや紫外線対策が大切です。
治療・予防法
①美白内服やレチノイド外用剤 ②ケミカルピーリング ③レーザー治療(フラクショナルレーザーや高周波)などが改善につながります。
くすみが取れてトーンアップすると、老けてみえたり疲れてみえたりするのが改善し、若々しく健康的にみえます。
肌あれ
さまざまな理由で角層のバリア機能が低下し、肌が乾燥することでありドライスキンの状態です。
バリア機能が低下する原因
皮膚の炎症、気温の変化、紫外線、皮膚の乾燥、顔の洗いすぎ・こすりすぎ、寝不足、過労、ストレス、栄養不足、喫煙、加齢など様々です。
- 乾燥肌(ドライスキン):皮脂分泌が少なく、角層の水分量が低下している状態。皮脂が少ないとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすく、カサつき、肌荒れや湿疹などの肌トラブルを起こしやすくなります。
- 脂性肌(オイリースキン):皮脂分泌が過剰な状態。顔全体がベタつきやすい肌質で、毛穴の開きや赤みなどが目立つ場合が多い。皮脂が過剰に分泌されると、ホコリなどがつきやすくなり、ニキビなどあらゆる肌トラブルを起こしやすくなります。
- 脂性乾燥肌(インナードライスキン):もともと脂性肌(オイリースキン)の状態の方がそれを気にして顔を念入りに強く擦って洗うことで、皮脂が落ちすぎて肌が乾燥すると同時に、肌の表面がすり減ってバリア機能低下から保水力がなくなることでさらに乾燥状態が悪化します。それを補おうと皮脂の分泌が必要以上にさらに盛んになることで脂性乾燥肌(インナードライスキン)となり、あらゆる肌トラブルを起こしやすくなります。