奈良県香芝市の内科医療と美容医療のかかりつけ医
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痛風発作について

奈良県香芝市 ノアクリニック 内科・総合内科、呼吸器内科

こんにちは、院長の青野です。年末年始は忘年会、大晦日、お正月に新年会とイベントが多く、どうしても美味しい食事もお酒の量も増えがちになるこの時期には痛風発作の患者さんも急増しますので気をつけてくださいね。

痛風とは

暴飲暴食した翌朝、急に足の親指のつけ根が赤く腫れて痛くなることがあります。読んで字のごとく風が吹いても痛いということで「痛風」と呼ばれています。

痛風発作とは

血液中の尿酸値が上昇(高尿酸血症;尿酸値7㎎/dl以上)すると溶けきれなくなって尿酸が結晶化し、関節内に尿酸塩結晶が生じます。これに白血球が反応すると、急激に炎症がおこり痛風発作(急性関節炎)が発症します。

痛風発作は、典型的には足の親指の付け根(第一中足趾節関節)が赤く腫れて、風が吹いただけも痛むほど激烈な症状です。痛風発作の痛みは耐え難いほどの激痛で、日常生活が困難になる人もいるほどです。足の親指の付け根以外に、足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手関節にも発作が起こることがあります。

高尿酸血症状態が続くと尿酸結石が腎臓に生じ、腎機能が悪化して腎不全となることもあります。高尿酸血症の原因は様々です。腎臓から尿酸を排出する機能が低下したり、暴飲・暴食、肥満、激しい運動などが原因になると考えられています。

痛風発作の治療

  • 痛風発作の予兆期には、コルヒチンを使用します
  • 痛風発作が始まれば、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用します
  • 痛風発作の遷延例や難治例には、ステロイドを使用することもあります
  • 痛風発作がおさまった慢性期には尿酸生成阻害薬や尿酸排泄促進薬を使用します

発作に対しては非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)でコントロールしていけば、強い痛みが数日間続きますが、1-2週間ほどで症状は治まってきます。痛風発作を何度か経験している人は、発作の前兆を感じることがあります。

高尿酸血症・痛風治療のガイドラインより

コルヒチン

痛風発作の前兆期にはコルヒチン0.5mg(1錠)用い発作を頓挫させます。痛風発作が頻発する場合には、コルヒチン1日1錠を連日内服するコルヒチン・カバーも有効です。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

痛風発作は、短時間作用型の強力なNSAIDsの十分量の投与により出来るだけ速やかに消退させるために必要です。一般的にロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン)などのNSAIDを使用します。

短期間に限り比較的大量を投与して炎症を沈静化させるNSAIDsパルス法行うこともあります(腎機能障害がなければロキソプロフェンナトリウム240~360mgまでの範囲で1~3日間の投与を行うパルス療法)。痛風発作の症状が改善してくれば、NSAIDsを通常量まで減量して、発赤腫脹や痛みをなくなるまで服用を継続します。NSAIDsをあまり早期に中止すると発作を繰り返すことがあります。

ステロイド治療

多くの痛風発作は十分なNSAIDの投与で治療可能ですが、NSAIDsが使えない場合やNSAIDs投与が無効であった場合、または多発性に関節炎を生じている場合などには、経口にて副腎皮質ステロイドを投与するステロイド療法もあります。プレドニゾロン経口投与は、1日量15-30mgを5日間程度で使用すると効果的です。

尿酸降下薬(尿酸生成阻害薬や尿酸排泄促進薬)

痛風発作の最中に尿酸降下薬を開始してしまうと痛風発作が悪化したり遷延化することが多く、尿酸降下薬は開始しないこととされています。これは血清尿酸値の変動が関節内での急性炎症に大きく影響しているためです。

痛風発作がおさまった慢性期(発作終了後2週間程度が経過してから)尿酸降下薬の治療を開始して、血中の尿酸値を6㎎/dl以下にコントロールしていくようにします。

高尿酸血症・痛風治療のガイドラインより

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