ゼオスキンヘルス③メンテナンスコース
奈良県香芝市 ノアクリニック 美容皮膚科
こんにちは、ノアクリニックです。今回ゼオスキンを導入しましたので各プログラムについて説明していきます。
ゼオスキンとは
ゼオスキンは、スキンケアの分野で世界的に高い評価を得てきたオバジが35年以上にわたり、シミ・肝斑・シワ・ニキビ治療などに携わり開発した医師の指導のもとでの使用が可能なスキンケア商品(医療機関専売品)です。
⒉ メンテナンスコース
メンテナンスコースとは、
①セラピューティックコース終了後にゼオスキンのケアを継続したいという方におすすめのコースです。セラピューティックで向上した肌質を維持する目的です。
②セラピューティックの赤みや皮剥け(A反応)などのダウンタイムが許容できない方で、基本コースよりもワンランク上のスキンケアを目指したいという方にもおすすめのコースです。
ノンハイドロキノンと高濃度レチノールの作用で肌トラブルの解決を目指すプログラムで、セラピューティックと比較すると赤みや皮むけといった症状は緩やかですのでメンテナンスでスタートすることも可能です。
- セラピューティック後の維持
- 軽度な疾患の方
- 基本コースよりもワンランク上のスキンケアを希望する方
メンテナンスコースのプログラム
- クレンジング+洗顔
- 化粧水(バランサートナー)
- ベーシックケア(デイリーPD、RCクリーム)
- ノンハイドロキノン(ブライタライブ、シーセラム、ミラミンなどの美容液)
- 高濃度レチノール(スキンブライセラム0.25, 0.5, 1.0)
- 日焼け止めミン
トレチノインとレチノールの違い
トレチノインやレチノールは、シワやシミ、ニキビを改善したり、くすみや毛穴の開きといった症状を緩和したりする効果が期待できます。同じビタミンA誘導体であるトレチノインとレチノールは、薬機法による分類が異なります。
トレチノインは、医薬品のため作用が強く、肌に塗布すると赤みやかゆみといった副反応が起こりますが、セラピューティックコースで短期間での肌質を改善する効果が高い治療となります。
レチノールは、化粧品に配合可能で、トレチノインに比べ刺激がマイルドで副反応が起こりにくいため、効果はマイルドですが、長期使用での効果が期待できるためホームケアに向いています。セラピューティックコース終了後の継続や軽度の疾患に対する治療に効果的です。ただし、レチノールでも全くビタミンAに順応していない方だと強い反応が起こることがあるので使用の際には注意が必要です。